この本を読んだきっかけ
知人にすすめられたことがきっかけ。
いずれ何らかのビジネスを起こしたいと思い色々と自己啓発に関する本を購入し読んでいたけれど、どれもしっくりくることがなかった。
しかし、この本をよんで納得できる点が数多くありました。
本の概要
「7つの習慣」は人格を磨くための基本的な原則を具体的なかたちにしたものであり、その原則を守ることで、自らが変わり結果を引き寄せていく、という新しいパラダイム(物事の見方)を手に入れることができます。
「7つの習慣」の核となる部分をかいつまんでご説明します
第1の習慣
<主体的である>
固定概念や先入観をなくし、自分の生き方は人が決めるのではなくあくまで自分が決めるということです。
他人や家族など人に依存する生活は最も危険であり、人への依存心をなくすことで本当の自分の生きるべき道がみえてきます。
第2の習慣
<終わりを思い描くことから始める>
人はかならず死ぬ。
この事実を曖昧にまた先延ばしにしてしまうことで、自分の使命がいつまでたっても見えてきません。
終わりをみつめそこから逆算することで人生の目標を達成することができるのです。
第3の習慣
<最優先事項を優先する>
人は効率的に活動しているようで実は、無駄なことに時間を割いているものです。
これに優先順位をつけることで、日々の仕事を効率的に処理できるだけでなく、人生の限られた時間を有意義に使うことができます。
第4の習慣
<Win-Winを考える>
人間関係には下記の6つのパラダイムが存在します。
①win-win
②win-lose
③lose-win
④lose-lose
⑤win
⑥win-win or no deal
このなかでもっとも理想的な関係が①win-winの関係です。
この関係は無意味な競争を排除し、協力的な環境を育むことができ永続的に発展しつづけることでしょう。
5の習慣
<まず理解に徹し、そして理解される>
人は常に自分の話を聞いてくれる、そして理解してくれる人を求める生き物です。
もし人を動かそうと思うなら自分の話よりも前に相手の話をよく聞くことが重要であるということです。
第6の習慣
<シナジーを創り出す>
他人を尊重することで、第3の案が生み出されます。
それは自分一人または相手一人の意見を中心に行うよりももっと大きなものを生み出す原動力となります。
第7の習慣
<刃を研ぐ>
第6までの習慣を完全なものとするために第7の習慣として肉体、社会・情緒、精神、知性の4つを常に磨き続くけておく必要があります。
これらの全てが全ての習慣と関係性を持ちまたバランスを保っているため一つでもかけることのないよう日々努力しなければなりません。
終わりに
以上、「7つの習慣」をご紹介いたしました。
実際にこの本を読んでみるとわかるのですが、さほどテクニカルなことは書かれておらず、書かれているのは人間が社会生活を営んでいく上で基本的なこと、道徳的なことがほとんどです。
インターネットが普及し、コミュニケーションや産業構造が変わっても人間の本質や社会生活を送りながら成功を実現するための原理原則は今も昔もなんら変わることがない普遍的なものであることをこの本では教えてくれます。
みなさんがもし、学校や会社でなにか思うようにいかず苦しんでいたり、人生の岐路に立った時などにぜひ一度読まれることをおすすめします。