企業主導型保育園のメリットとデメリットは?
企業主導型保育園は、新しい保育園の形として注目されています。では企業主導型保育園を利用すると、どういったメリットがあるのでしょうか。
デメリットについても、合わせてご紹介します。
企業主導型保育園のメリット
企業主導型保育園のメリットは、親の働き方に応じて子供を預けることができる点でしょう。横浜にある保育園の場合、朝7時30分から開園。仕事が朝早い人でも、安心して利用できます。また社宅や職場近くに保育園が設置されているため、子供を預けやすいメリットもあります。
企業や保育士側にも、大きなメリットが得られます。子供を保育園にあずけることができるため、離職率を抑え込むことができます。助成金も受けられるので、負担にもなりません。保育園で働く保育士の場合、子供達の様子を逐一みることができるのが大きなメリットでしょう。大勢の子供達を一度に見る必要がないため、万が一のことがあっても対処できます。保育士の対応が早ければ、保護者の方も安心できるでしょう。
企業主導型保育園のデメリット
企業主導型保育園はメリットだけでなく、デメリットもあります。「こんなはずじゃなかった」と後悔しないためにも、デメリットもしっかり抑えておきましょう。
企業主導型保育園のデメリットは、認可外保育施設である点です。認可外保育施設は保育士の数が少なく、事故や事件は頻発。子供を安心して預けられる施設とは程遠く、変な所になると雑居ビルの一角に構えているところもあります。でも企業主導型保育園の場合、環境面に関しては何の心配もございません。
企業主導型保育園は厳しい管理下の元で運営されています
もしも本当に事故や事件が起きていれば、保育園に監査が入ります。監査の結果「保育園としてふさわしくない」と判断されると、インターネットに保育園の名前が載るのです。ちなみに先程紹介した横浜の保育園の場合、監査が入った保育園リストに名前は載っていませんでした。
しかも指導が入っても改善が見られない場合は、助成金は受けられません。つまり、保育環境が悪ければ悪いほど保育園にとって不利になるのです。企業主導型保育園は、ある意味安心できる保育園と言えるでしょう。