食糧生産に貢献する方法は１つではない？
農業は食糧を生産する意義深い仕事ですが、それゆえに重労働であり、最近では新たな担い手がおらず、既存の農家の高齢化が問題になっています。
ずっと農家としてやってきた方や、何らかの理由で田んぼだけを所有することになった方など、自分で作業ができずに悩んでいるなら、田んぼの管理委託を考えるといいかもしれません。
最近ではこのような形で間接的に農業に関わる方もおられます。
所有している田んぼを有効活用する方法として、ぜひ知っておかれるといいと思います。
田んぼの管理はプロにお任せ？
管理の代行を引き受けている事業者に任せると、自分自身では田んぼの管理や活用にノータッチでいられます。
個別具体的なことはその事業者がうまく対応してくれるため、相続など何らかの経緯で田んぼだけを所有している農業の知識がない方でも問題はありません。
また、米作りを知り尽くしている大ベテランであるものの、加齢による体力の低下で思うような作業が出来なくなった方にもおすすめです。
所有者が何らかの作業を行う必要がないため、知識や体力がない方でも特に問題はなく、その田んぼできちんと米作りを行えます。
間接的でも食糧生産に貢献できる
つまりは米作りの技術や意欲のある相手に土地を貸すだけではありますが、田んぼがなければ米は作れません。
間接的にでも地域での食糧生産にきちんと貢献でき、田んぼの所有者として責任を果たせた満足感を得られます。
実際にこのような形で間接的に農業へと携わっている方もおられるため、自身での土地の活用が難しいときは遠慮なく利用を考えるといいでしょう。
管理の代行を行っている事業者とは
たとえば兵庫県小野市河合中町にあるRRR株式会社が代行を依頼された田んぼを代わりに管理しています。
行っているのは米作りの完全代行であり、生産はもちろんのこと、販売まですべて代わりに行います。
依頼人からすると、自分自身では扱えない田んぼを代わりに有効活用してくれるように感じられるでしょう。
このような事業者もすでに実在しているため、扱いきれない田んぼが生じた際には管理の代行も一度考えてみるといいかもしれません。