放課後等デイサービスがどんな内容なのか、簡単に言えば、障害のある子どもが対象の学童クラブのようなものですね。それがあることで、保護者は安心して働けますね。それでは、そうしたサービスを受けるのに必要な料金はいくらなのでしょうか。結局のところ、料金の相場次第で利用するかしないかを決めるという人は多いはずです。
調べてみると、驚いたことに、サービス料金は全国一律のようです。もちろん広島の放課後等デイサービスも同じです。それと言うのも、9割を行政が負担し、残り1割を利用者が負担する形です。その中で、利用者の負担は1回当たり７００～１２００円程度となっており、上限金額が決められています。年収がだいたい８９０万円までの世帯では、４６００円です。この金額なら、１日のパートの給料でも賄えますね。年収がおよそ８９０万円を超えると、３万７２００円となります。現代でサービス料金が全国一律というのも驚きですが、世帯年収による差も随分と大きくてビックリしませんか？？
追加料金が発生する可能性も
サービスには送迎も含まれますが、調べる限りでは、送迎に関する費用は近場であれば別途でとらないところもあるようですが、まちまちです。同じく、おやつ代も請求するところ、しないところがあります。もっとも、おやつに関して、個人的には、月間で見ても大きな金額ではないので、料金をとる代わりにしっかりした内容のものを出してもらえるところが良いかなあ、と思います。
さて、放課後等デイサービスでは基本的に生活能力の向上を目的としたプログラムが実施されますが、その中で施設によってはプログラムが異なり、より複雑な活動が入ってきます。例えば食事作り、工作などが含まれる場合は、追加で材料費などの請求がある場合もあるようです。とは言え、これも、月１０００円など少額です。上記で分かる通り、そもそもの基本料金から上限が決まっているわけで、つまり各家庭の負担をなるべく抑えようという趣旨が見てとれますから、不随する費用も小さいようです。原則的には基本料金の上限＋αといった程度に捉えれば良さそうですね。