就労継続支援について知ろう
障害があって思うように就職できないとき、就労継続支援を利用するといいかもしれません。
就労に向けた訓練になるほか、就労状態に応じて収入も得られますので、生活の糧を得るためにも役立ちます。
日立市にも利用できる就労継続支援施設がありますので、近隣で働き口や利用できる福祉サービスを探している方にもおすすめです。
就労継続支援とは
福祉サービスの1つで、実際の仕事を通して就労に向けた訓練を行うほか、仕事に応じて収入も得られます。
雇用関係を結んで就労するA型と、雇用関係にはないB型とがありますので、向いているほうを選んでください。
支援があれば一定のペースで就労ができる方はA型を選ぶと、雇用契約を結ぶ関係で多少の束縛がありますが、その代わりに一定の就労は保証され、賃金も高くなります。
心身の調子が思わしくなく、一定のペースで働けるか自信がない方はB型を選ぶと、完全に出来高の仕事となって収入はあまり得られませんが、雇用契約を結ばないおかげで自分のペースにより無理なく働けます。
正解のある問題ではありませんので、現状に合わせて向いているほうを選んでください。
日立市にある就労継続支援について
たとえば日立市中成沢町にある株式会社あかつきが運営する施設があります。
先に紹介したA型とB型の両方の施設をそれぞれ運用していますので、どちらの希望者も注目されるといいでしょう。
A型の施設となるのが日立市幸町2丁目にあるワークセンターひたち、B型の施設となるのが日立市幸町1丁目にあるワークセンターひたちです。
定員はどちらも20名と決まっており、希望すればいつでも利用できるわけではありませんから、興味のある方はまず問い合わせ、空きがあれば利用の流れについて相談されるといいでしょう。
福祉サービスを利用して希望を持てる生活を
障害が原因で一般企業への就労が難しい場合、就労継続支援を利用するといくらかの収入を得られるほか、その作業が就労に向けたトレーニングとなり、将来に希望を持ちやすくなります。
日立市で当面の仕事や収入、将来への訓練を求めているときは就労継続支援の利用も検討されるといいでしょう。