愛媛県といったら今治タオルがすごく有名ですよね。
少し価格は高くなりますが、あの肌さわりや吸水性を考えれば十分その価値がある今治タオル。
そんな有名な特産品がある愛媛県ですが、実はほかにも特産品があるんです。
今回は愛媛県にある特産品をご紹介していきます。
桜井漆器(さくらいしっき)
約200年ほど昔の文政11年に、月原左ェ門らによって作られたのが始まりと言われています。
当初は庶民が使う漆器として安価な製品が多かったんですが、櫛指法という技法が開発されてから全国に広まり、現在に至ります。
最初は漆器というと、お皿やお椀のイメージしかありませんでしたが、現在は匠の技術を活かしてバッグやクリスタルに漆器を施した商品もあります。
とくにクリスタルガラスに装飾を施した花クリスタルという商品は、経済産業省より日本が誇るべき優れた地元産品500選(The Wonder 500)にも認定されたくらいすごいものです。
姫だるま
日本で最初の女帝になった神功皇后をモデルにした人形、それが姫だるまです。
ふつうのだるまと同じく手足はありませんが、珍しいのが女性をモデルにしたということです。
愛媛では安産や子供の成長に縁起がよい人形として、家庭に飾られていたり、お守りとしてプレゼントされたりしていました。
最近では、姫だるまをモチーフにオリジナルキャラクターのあいちゃんが考案され、ストラップやハンカチなどの商品としても人気を博しているようです。
伊予水引
水引とは祝儀袋や法要などかける紙紐のことです。
愛媛は紙の生産地でもあるので、紙紐の生産が盛んでした。
昔は、水引は祝儀袋や法要に使われるだけでしたが、現在では水引を使用して水引細工が作られています。
どのようものがあるかというと、ストラップや髪飾り、龍を象ったものが作られています。
一度間近でみたことがありますが、これが全部紙でできているとは思えないような出来だったので飾りものとしても十分使える代物でした。
いかがでしたか。
以上が今治タオル以外に、有名な愛媛の特産品です。
愛媛に行かれた際は、ぜひ見に行ってください。